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archive on the minor

過去帳の類

Jazz / Queen

Review

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クイーンの最高傑作はこのアルバムにキマリ。ハードロックかつグラムな雰囲気がプンプンだったクイーンが、真摯に曲を作り上げた。じっくりもったりとした演奏に絡みつくフレディーの声。キャッチーでありながら媚を売らないサウンドはクイーンの底知れぬ実力を感じる。

全編にわたりドラムの音が異質。一部電子化もとい電気化しているのだろう。ロジャーテイラーの後乗りモチモチドラミングが妙にリズムマシンっぽい。結構ドラムの音が前面に出ている割に、多くの楽器が目まぐるしく切り込んでくる。ロイ・トーマス・ベイカーすげぇ。

それにしても名曲揃いの本アルバムだが、世界の名盤には滅多に出てこない。大ヒット曲が収載されていないのが理由なのだろうが、名盤アルバムを紹介するなら、アルバムトータルで評価しなくちゃ。これは誰がなんと言おうと名盤だ。そして彼らの絶頂期といえよう。

この後クイーンは10年程度キャッチーなヒット曲を連発し、さわやかな名曲も多数あり、いわゆる世界的バンドにのし上がった。そして1991年11月のフレディー死去で静かに幕を閉じた。そのはずだった。

クイーンがクイーンであるためにはフレディーが居なくては成り立たない。それは世界中の誰もがわかっているのだが、クイーンの成功に群がるビジネスマンは明らかなあやかり商法を展開する。近年マイケルジャクソンの死後でも応用された「歌素材さえあれば新曲OK?」という死んだ後に新曲が作られるというマジックは、それがマジならホラーであろう。従って、フレディー亡き後のクイーンを私は認めない。ブライアンメイは早く自分のバンドで生計を立てるべきである。ロジャーはフレディーのコスプレをして自ら歌うべきである。ディーコンジョンを見習うもよろしい。

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この人だけが浮ついていません。尊敬します。